日本茶をもっとかっこよく。
美味しい日本茶を販売する事も大切ですがお茶の種類に応じた「美味しい淹れ方」を伝えるのも自分の使命と感じております。
日本に生まれ日本で育ったのですから、日本独自の煎茶の文化をたくさんの方に知って頂きたい。
そして日本の方だけでなく世界中の人と日本茶の文化を共感、共有したいと考えております。
今までのお茶業界がしなかった業種と、様々な形でのコラボなどをし、
たくさんの方々に日本茶の素晴らしい文化を知っていただくきっかけをどんどん配信していきます。
合組(ごうぐみ)
古くは、お殿さまへの献上品として発展してきたお茶の文化は、常に安定した品質の提供や毎年同じ味わいを醸すことを基本として浸透してきました。
故に産地や茶葉の品種、同じ色や香り、旨味、味わいを醸すための合組(茶葉の配合技術)が、各産地で今日まで一子相伝として守られてきました。
異なる地形に茶畑を所有し、それぞれ茶葉の個性を生かし合組することで、引両紋の茶葉のみで伝統と文化、品質を守り続けることができるのです。
引両紋
「引両紋」という名称は、古くから家々に伝わってきた大切な印である「家紋」の名前に由来しています。
中でも、引両紋は高貴で強運を表す紋様とされ、全国に名を馳せた戦国大名たちが好んで使ったと言われ、丸に三つ引きの紋を用いています。
自営の茶畑
引両紋の茶畑は機械式を取り入れて、八十年。
何百年前より栽培を開始との正式な文献は残っておりませんが、歴史ある茶畑です。
引両紋は茶畑を自営しており、その茶畑は寒暖の激しい岡山県真庭市山間部にあり、標高の異なる土地に数ヵ所の茶畑を所有することで、気候に左右されることなく、良質の茶葉の生育に最適な環境を実現しています。農薬に頼らず、自然の力でのびのびと大切に育てられた茶葉は、作り手の丁寧なこだわりと深い味わいを醸し出します。
在来種
全国でお茶が品種改良される以前からその土地に自生していたお茶の木です。引両紋の茶畑でしか収穫出来ない奥深い自然風味のお茶です。
自社で一貫した生産体制
自営の茶畑で摘み取りした茶葉は自社工場の安定した品質管理の基で自社の茶葉のみをブレンドし、良質の茶葉に仕上げております。
おもてなしの心
ここ数年でコーヒーや紅茶の人気が上昇し、岡山県内にもさまざまなカフェが増える一方で、お茶を飲む機会は減ってきています。それにより、日本人の「おもてなしの心」を表すお茶の素晴らしさを忘れられている、あるいは知らないまま、という若い層も増えているのではないでしょうか。
引両紋は、「お茶」の世界「おもてなしの心」を楽しんでいただけるよう備前市吉永町に茶房「引両紋」を設けています。